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医師に贈る『資産形成をする上での基本スタンス!』

多くの医師が資産運用について思っていること

医師の方々から受ける資産運用相談の際、圧倒的に多く聞かれる声は、

「本当は人任せにせず自分でやって行きたい」

「しかし本業が多忙であり、運用のための勉強時間が十分に確保できない」

「それどころか新聞や経済誌などをじっくり読んでいる時間すらない」

「時間があれば、運用よりも、本業のスキルアップや家族と過ごす時間を増やしたい」

こういった声です。いかがでしょう、皆さんも心当たりはありませんか?

多くの医師は「投資についてはよく分からないし、ゆっくり勉強する時間もないけど、このまま銀行預金のまま保有しておくのも将来が不安だ。手間暇かけずに投資ができるなら運用してみたいが、何から手を付ければ良いのか…。考えるヒマもそんなに無いのでとりあえず銀行の勧める商品に投資しておこう」といったところが実状でしょう。

以前のように銀行預金金利が6~8%といったような時代なら兎も角、ゼロ金利と言われる時代においては、医師と言えども『資産運用』は避けては通れません。

その際、まず考慮しておかねばならないポイントがいくつかあります。

そこで今回は、今一度そのポイントをおさらいしておきましょう。

分散投資は基本中の基本

良く言われることですが、投資の基本として「卵をひとつのカゴに盛るな」という格言があります。

これは投資マネーを一箇所に集中投資してはいけないということを意味します。

一極集中型の投資戦略は、功を奏すれば多大なリターンを生みますが、逆に失敗すればとんでもなく大きな痛手を被ることに繋がりかねません。こんなのは運用ではなくほぼ『賭け』も同然ですね。

特にこれから個人で資産を増やしていこうという場合には、『少しずつでも大事に増やしていくこと』が大前提です。このような時には、「将来性のある投資対象に、効率的に資産を配分し、資金を投下していく」運用方法が最適です。これが『分散投資』という概念です。

A資産がダメでも、B資産でプラスに…、A・B資産がダメでもC資産でプラスに…、A・B・C資産がダメでもD資産でプラスに…というように、いかに運用で『負けない』ようにするかが重要なのです。その為には様々な投資対象に資金を分散し、最初からマイナスになるリスクを低減させておかねばなりません。

中でも国際分散投資を行うべき

中でも、当社が特に提言しているのは、日本円以外の外国通貨への国際分散投資です。

日本人の多くは、今だ「円」以外の外貨資産を保有していません。

そのほとんどの理由は「外貨(為替)はリスクがあるから…」というものです。

通貨の根源は主に「その国の国力・経済力」です。

長らく日本は高度経済成長から急激に発展を遂げ、今や世界でも有数の経済大国となりました。そのお蔭で強くなってきたのが日本の円です。

今から40~50年前は 1米ドル=360円でした。それがここ直近では 1米ドル=110円まで強くなっています。これはひとえに日本経済が発展してきたからに他なりません。

ところがこれからの日本経済を考えるとどうでしょうか?

今後益々人口は減り、一方で高齢者の割合はどんどん増えて行きます。

そして日本を代表するような国内大手有名企業が外国企業に買収される事案も続いています。

また米国では株式時価総額上位は、ここ20~30年で入れ替わってきました。マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット(Google)、Facebook,テスラ…などなどです。ところが日本ではほとんど変化がありません。つまりイノベーション(技術革新)の面でも日本は他国に比べ劣ってしまっているのです。

冷静にこの現状を踏まえると、「このままでは‟円の力“にも陰りが見える…」と考えるのが普通ではないでしょうか。

故に当社としては、残念ながら‟日本”という将来性の低い市場にのみ資金を投資すること自体が将来的にはリスクになると考えています。

必ずしもこうなるとは限りませんが、運用の基本は何度も言うように「リスクを低減させること」です。その為には、日本円以下の外貨を保有していくことは今後、益々必要になってくることでしょう。

時間を有効に使う!複利効果の有効活用

また資産運用では「時間を有効に活用する」ことも重要です。

例えば…

金利年3%(複利)で100万円を10年運用すると134.4万円になります。

同じ条件で20年運用すると180.6万円になり、

同じ条件で30年運用すると242.7万円になります。

最初の10年で34.4万円プラスになりますが、次の10年では46.2万円のプラス、更に次の10年では62.1万円のプラスになるのです。

このように、同じ金利で運用し続けたとすると、運用効率は運用期間が長くなれば長くなるほど高くなるのです。(これが複利効果と呼ばれます)

つまり運用は「じっくり時間をかければかけるほど良い!」ともいえるワケです。

「専門家に任せる…」という方法も

また、欧米(特にアメリカ)では、病気になったら医者に、法律相談は弁護士に、税金相談は税理士に、と其々専門家に相談するように、個人の資産運用に関してはIFA(Independent Financial Advisor)に相談することが一般的になっています。

日本では当たり前になっていますが、世界的に見ると、運用相談の窓口は銀行や証券会社ではないのです。

IFAの利点は身近にいる『運用の専門家』であることです。

一般的な銀行や証券会社の担当者のように転勤がなく、また企業独自の販売ノルマや推奨販売等のシガラミが無いことから、中立公平な立場で運用を手助けしてくれると言われています。

今、日本でもこのようなIFA制度が導入され、近年その登録件数も増えつつあり、今後は益々普及していくものと思われます。

現在のように運用商品が多岐に亘り、これほどの種類のファンド等が存在している中にあっては、医師のように多忙な方々は、このようなIFAの活用が1つの効率的な運用方法と言えるでしょう。

これからの医師の資産運用

これから日本は長期的に人口が減少していきます。

今まで人類の歴史の中で人口が減って経済成長した国はありません。

そして、その国の通貨価値はその国の国力(経済力)に比例します。

そう考えると、長期的に円がいつまでも強い通貨とは限りません。これからは第一にそれを踏まえ資産運用は行っていくべきでしょう。

また一方で「時間対効果を最大化する」という視点も欠かせません。

「いつか。いつか。」では無く、「少しでも早めに取り掛かる!」という姿勢も大事ではないでしょうか。

そして場合によっては、上記のように周りの専門家を有効活用することも1つの方法でしょう。

今回は全てを書ききれませんでしたが、当社が医師に勧める資産運用の基本スタンスは、

・分散投資①金融商品の分散(預貯金だけに集中させない)

・分散投資②外貨への分散(資産を日本円だけで持たない)

・「時間を有効に使う」という概念を持っておくこと

というものです。

また医師の場合にはこれにプラスして

・長期安定運用型の金融商品も必ず保有しておくべき

・流動性(換金性)の高い金融商品も必ず保有しておくべき

・(長期的には)不動産も投資対象にすべき

更に

・海外不動産投資・再生エネルギー投資・仮想通貨投資なども活用を検討すべき

・知識・経験豊富なIFA・FPなども有効活用すべき

と提言させていただいています。

当社はこのようなスタンスで運用相談に臨んでおり、上述したIFAにも取り組んでおります。是非具体的なご相談のご希望があればお気軽にお問合せください。

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大西宏明
大西宏明

・プロフィール

株式会社VIDA MIA代表取締役
生命保険・損害保険のコンサルティング、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として長期資産運用の提案、相続・事業承継対策として遺言の作成および民事信託(遺言代用信託)スキームの提案、と保険やオペレーティング・リース、投資信託など多岐に渡った金融商品を取扱い、専門家の税理士や弁護士とも提携してワンストップ型の独立系総合金融サービスを展開しています。

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・経歴

1972年生
滋賀県守山市出身

1991年
洛星高校 卒業

1996年
神戸大学 教育学部 卒業

1996年
大同生命保険相互会社 入社。企業年金部に配属後、大阪・京都で営業課長を歴任。

2015年
株式会社FPG 入社。大阪・広島で副支店長としてオペレーティング・リース(JOL)の販売に従事。

2016年
株式会社VIDA MIA 代表取締役就任