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離婚秒読み!?医師の妻に募る不満とその解消法

男性医師は婚活パーティーやお見合い市場で人気の職業です。その妻はお金に苦労する事もなく幸せなんだろうと思われがちですが、実は多々不満を抱えている医師の妻は少なくないようです。ここでは医師の妻がどんな不満を抱えているのか、医師の妻が離婚を決意した瞬間やその不満の解消法を書いていきます。

 

不満1 夫に近づく女性に嫉妬するのがつらい

医師は40代ともなると、研修医だった頃と比べてグンと給料が上がりお金の余裕や風格が出てきます。そうすると医師の妻が抱く典型的な心配事は、夫の浮気です。医師は大学(医学部)を卒業して研修期間を修了するまでのおよそ10年間、年齢にして大体30代前後になるまでの間は多忙な日々が続きます。その期間、サラリーマンの人と比べると、(様々な意味で)遊んでいる人は少ないでしょう。

その反動からか結婚後に看護婦さんや飲みに行った先の女性などと浮気をしてしまう男性医師がいます。実際に医師には同じ病院内の女性と浮気や不倫をしてしまう人が少なくないようです。さらに普段から多忙な職業のため、「学会で出張だ」「当直だから」と、家を空ける事が多いので浮気がしやすい環境にあります。医師の妻は夫の不倫を確信していなくても「今日も本当に仕事なのかしら…」と家を空ける度に、居るかもわからない浮気相手に対する嫉妬心を募らせている人もいるようです。

 

不満2 夫の愚痴にうんざり

日本の勤務医は、患者さんの急変時はちょっとした指示でも主治医が出すという「主治医制」と、通常の日勤をおえた後に夜勤(当直)をし、更に翌日の日勤もするという「日当直制」2つの医療スタイルがとられています。ゆえに開業医でうまく時間をコントロールして勤務できる医師以外は、一般的に勤務医は拘束時間の長い激務が続く日々を送っています。

そうすると医師の中には家に帰って、妻に「疲れた」と愚痴をこぼす人がいても不思議ではありません。更にひどいと朝起きてくるなり「疲れた」、「きつい、しんどい」と毎日のように仕事の愚痴を聞かされる医師の妻もいるかもしれません。妻は医師が精神的にも肉体的にも大変な仕事だと理解しているので、「頑張って」と励ますのは、かえって夫を追い込んでしまうかもしれないからと気を遣います。その結果、何と声を掛けたら良いのか分からず、徐々にあまり会話をしなくなってしまうという悪循環に陥る家庭もあるようです。

 

不満3 高い生活水準で家計をやりくりする苦労

医師は収入が多い反面、支出も多額になりがちです。特に多くなる支出は、医学部に進学する子どもの教育費、学会の為の参加費・交通費・宿泊費、生活費等が挙げられます。学会の為の諸費用は「一部病院から支給」、「全額自己負担」、「発表者であれば全額支給」など様々ですが、学会費用支給としている病院でも上限を設けていたり、条件が厳しい施設が多く、学会の為の(自己負担となる)出費は避けられないケースが多いのが実情のようです。

そういった教育費や学会のための諸費用の支出が多くなったとしても、生活水準を落とした生活は送りたくないというこだわりをもつ医師は多いです。実際、家や家具、車にもお金を掛けていて、住宅ローンの支払いも多額といった家庭は少なくありません。そうなると、毎月の家計のやりくりにも苦労します。一般的には高収入といえる医師の家庭でも、定期的に貯蓄にまわす事ができない家計状態のところもあるようです。

 

医師の夫との離婚を考えた決定的瞬間

上述したような小さな不満が蓄積されて抱えきれなくなり、ふとした瞬間に「もう離婚しよう」とコップから水が溢れ出すかのように、結婚生活に突然限界がきてしまう医師の妻がいます。他のパターンでは、蓄積された不満を子供の為にと我慢して「世間体もあるし、この子が大人になったら離婚する」とすでに心の中では結婚生活の期限を決めてしまっている医師の妻もいるという話も聞く事があります。

具体的な例として医師の妻が離婚を決意する瞬間の場面をいくつかご紹介しましょう。

・夫の浮気癖が治らず、だんだん反省の色が薄れてきていると思った瞬間。

・「家事は妻がすべてこなして当たり前」といった態度を毎日のように夫にとられていて、子供の教育も妻任せになり、何かあると「お前の教育が悪いからだ」と責め立てられた時。

・「誰のお蔭でこの家に住んで、食べて行っていると思ってるんだ」と言われた瞬間

・会話もなく夫婦の愛が冷めきってしまったと感じた時

主に夫が妻への感謝の気持ちをすっかり忘れて、不満が日々重なっている時に、高圧的な態度や言葉を浴びせられてしまうと離婚を考えてしまう女性が多いようです。

 

妻の不満を解消する方法

夫側にも離婚をする気があるのであれば、妻から離婚を切り出されてもなんともないかもしれません。しかし、医師の夫の方が妻の限界に全く気づいておらず、不意打ちで離婚を告げられる人もいます。女性は離婚を決意してしまうと、なかなか意思は変わらないと言います。そうならないようにいくつか医師の妻の不満を解消する方法をご紹介します。

まずは、「妻の不満がたまっていないか時々気に掛けてあげる」事です。今までより笑顔が減っていたり、会話が減ってきていたら要注意です。なにか不満があって態度が変わってきている可能性があります。我慢の限界が来る前に、話し合いの場を設けてみましょう。妻から聞いた不満の根源の問題解決には時間が掛かるかもしれませんが、「夫が話を聞いてくれた」という事だけでも妻の不安やモヤモヤは軽減されるでしょう。

次に、家事の手伝いまで積極的にせずとも、「ありがとう」と声を掛けてあげてください(心からが大切です。)。医師が多忙なのは妻も重々承知していると思うので、夫から感謝の気持ちを言葉にされるだけでも、とても嬉しくなります。夫に認められているとその言葉で実感できるのです。

すぐに実践するのは難しいかもしれませんが、妻の事を気に掛けるだけも第一歩です。夫婦円満の為に、妻も家庭で家計をやりくりしながら医師の妻として子育てや家事を一生懸命しているという事を忘れず、お互いを認め合う事が大切です。

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三木正孝

・プロフィール

医師の転職支援サービス「医師転職コンシェルジュ」を運営し、自らもエージェントとして医師の転職をサポートしています。これまでに14年間、多くの医師の転職を成功に導きました。

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・経歴

1969年大阪生まれ
大阪明星学園・明星高等学校卒業(高校3年時・剣道3段、玉竜旗全国高等学校剣道大会出場)
関西大学 法学部法律学科卒業(専攻・民法総則=高森ゼミ第14期幹事、大学4年時・剣道4段)

1992年
総合商社 ニチメン(現・双日株式会社)入社。商社マンとして11年間(1992-2003年)勤務

2003年
NZ・Hawaii短期留学・ビジネス視察

2004年
株式会社レイ・クルーズ設立、代表取締役に就任。
大前研一塾長ABS(アタッカーズビジネススクール)第19期
~現在に至る。