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出産のブランクがあっても医師として転職できる

出産のブランクがあっても医師として転職できる

10年20年のブランクがあっても復帰、転職できるのが医師です。

女性医師の需要が高まっていることもあり、出産や育児で退職してしまった女性医師の復帰や転職は社会から望まれています。しかし、多くの女性医師はブランクから復帰、転職する時、スキルや知識不足、勤務体制に不安を抱いているようです。

この記事では、ブランクのある医師が安心して復帰、転職するためのポイントと方法についてお伝えします。

子育て中でも病院で働ける

子育て中でも病院で働ける

子育て中の女性医師が働きやすい環境を整えている施設が増加中です。

「子供がある程度大きくなるまで、一緒にいる時間を確保してあげたい。でも、臨床から遠ざかる間に最新の医療についていけなくなるのも不安…」というジレンマを解消する「(育児)短時間勤務制度」の導入や、常勤医師一人分の仕事を数人で担当する「ジョブシェアリング」などが全国の医療機関で進められています。

さらに、院内保育所や、風邪などで院内・院外の保育所に預けられない子供たちを預けられる院内病児保育室を設置している病院も増えてきています。

年々、復帰しやすい環境が整えられてきているのです。

スキルや知識に不安があるのなら再研修(復職研修)や復職支援プログラム

スキルや知識に不安があるのなら再研修(復職研修)や復職支援プログラム

新薬や診療ガイドラインの改訂、新しい医療機器の導入など、次々と変化し続ける医療現場に、いきなり復帰するのに不安を感じる方も少なくありません。

再研修や復職研修、復職支援プログラムを用意している病院で、不安を解消してはいかがでしょうか。大学病院の再研修を受けて20年以上のブランクから臨床に復帰した医師や、子育てや転居で11年のブランクのあった女性医師が臨床に復帰するなど、多くの医師が再研修や復職研修、復職支援プログラムを受けて復帰しています。

再研修や復職研修、復職支援プログラムの内容は、施設により異なります。

例えば、最初の3ヶ月間は検診など負担の少ない勤務で、徐々に外来診療、病棟、手術を増やしていき診療の感覚を取り戻していくプログラムや、座学で最新の医療を学び、外来・病棟実習を行うプログラム、本人の希望に沿ったオーダーメイド型の研修などがあります。

再研修を用意していない施設であっても、再研修を受けながら勤務できるように施設へ依頼し可能になることもありますから、再研修が無いからと諦める必要はありません。

非常勤医やフリーランス医だけではなく常勤医も選択肢に

非常勤医やフリーランス医だけではなく常勤医も選択肢に

育児、子育ての時間が必要なため、ブランクから常勤医に復帰することに、ハードルの高さを感じている女性医師もいらっしゃいます。

非常勤で短時間勤務や当直のないフリーランス、検診などの単発の仕事を探すのも一つの手段ですが、「子供が体調を崩してしまい突然休む必要があるのに、他にできる医師がいないから、仕事を休めない」というような状態も考えておく必要があります。

子育てに理解のある医師や医療従事者が集まっている病院であれば、代わりの医師を手配できる可能性が高いのですが、単発の仕事で代わりの医師を探すのは困難です。

「ジョブシェアリング」を導入している病院であれば、急な休みにも対応しやすく、常勤として勤務できるメリットがあります。

家庭環境や専門分野、地域によっても変わってきますが、院内病児保育室を設置している病院や、時短勤務のできる常勤医で探した方がベターな可能性もあります。

以前と同じ専門だけではなく、大きな視点で見ることも大事

以前と同じ専門だけではなく、大きな視点で見ることも大事

「出産前は外科医として長時間の手術をしていたから、外科医として復帰したい」と考えていても、体力的に続けられない可能性があります。育児、子育ては体力を使いますから、病院でも家庭でも働き詰めとなり、体を休める暇が無くなりパンクしてしまうかもしれません。

退職前と同じ専門分野ではなく、臨床検査医や人工透析(外来透析)など幅広い視野で探した方が良い場合があります。

臨床検査医といっても、検査だけではなく臨床もできるケースがありますから、名前だけで判断するのではなく、離職率なども含めて情報を集めることが大切です。

さらに、時代と共にニーズが変わってきており、求人の多い専門分野と求人の少ない専門分野があります。復帰をきっかけに新しい分野へ挑戦するのも、今後のライフプランを考える上で重要かもしれません。

いずれにせよ、幅広い視点で探すことが重要です。

妥協できる条件、妥協できない条件を明確に

妥協できる条件、妥協できない条件を明確に

ブランクの理由は様々ですが、出産・育児によるものなら「子供を預ける先がないので、残業や当直ができない」「子供の発熱などで急に休むことがある」といった妥協できない条件もあれば、「15時までの勤務しかできない」としていた条件を、配偶者や家族と相談し週1回は子供をみてくれる体制を整え「週1回なら、夜間のカンファレンスに参加できる」と妥協できることもあります。

また「首都圏や都市部に希望する求人が無かったが、地方に希望する求人があった」ということも考えられます。何を最も優先させたいのかを明確にしておかないと迷ってしまい、応募するタイミングを逃してしまうでしょう。

ただし、復帰をしたい気持ちを優先してしまったがために安易に妥協してしまい、入職後「こんなはずでは無かった」「配偶者と約束したはずなのに子供をみてくれない」となり、転職をせざるを得ないこともありますから、安易に妥協せず詳細に検討することが大切です。

焦らず素早く動く

焦らず素早く動く

焦ってしまうと良い結果が得られないことを既にご存知かと思いますが、「医療の現場から取り残されてしまうのでは?」という不安や、「収入を早く安定させたい」といった希望で、知らず知らずのうちに焦ってしまうことがあります。

さらに、子供を預けられる保育所が仕事を見つけてからでないと受け入れてくれないような場合、転職先を探し交渉するのは一苦労です。

医師転職コンシェルジュへ相談することで、一人では見つけられなかった条件や可能性を知ることができ、転職先との交渉、非公開求人を紹介してくれるなどのメリットを受けることができます。さらに、ご自身の今後のキャリアやライフプランも具体的にできるメリットもあります。

出産や育児などのブランクから復帰、転職したいとお考えでしたら、医師転職コンシェルジュに相談してみることをお勧めします。

理想のライフスタイル実現、将来設計を意識した医師転職のススメ

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三木正孝
三木正孝

・プロフィール

医師の転職支援サービス「医師転職コンシェルジュ」を運営し、自らもエージェントとして医師の転職をサポートしています。これまでに14年間、多くの医師の転職を成功に導きました。

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・経歴

1969年大阪生まれ
大阪明星学園・明星高等学校卒業(高校3年時・剣道3段、玉竜旗全国高等学校剣道大会出場)
関西大学 法学部法律学科卒業(専攻・民法総則=高森ゼミ第14期幹事、大学4年時・剣道4段)

1992年
総合商社 ニチメン(現・双日株式会社)入社。商社マンとして11年間(1992-2003年)勤務

2003年
NZ・Hawaii短期留学・ビジネス視察

2004年
株式会社レイ・クルーズ設立、代表取締役に就任。
大前研一塾長ABS(アタッカーズビジネススクール)第19期
~現在に至る。